ご一緒した
旅の記録

実際にご依頼をいただき、ご一緒させていただいた外出・旅行の記録です。
ご本人様・ご家族様の許可をいただいたうえで掲載しています。
お名前など、個人が特定される情報は載せておりません。

鉄道博物館で蒸気機関車の展示をご覧になっている様子 新幹線が見える館内のお食事スペースでのお昼の様子

外出支援 日帰り

大好きな鉄道を、一日かけて

NPO法人様からのご依頼で、障害のある57歳の男性と、朝から一日ご一緒しました。 グループホームまでお迎えにあがり、大宮シャトルに乗って鉄道博物館へ。 電車の中では静かに車窓をながめていらっしゃって、その時間そのものが大切なものに見えました。

博物館ではまずお昼をとってから展示エリアへ。鉄道がお好きなことが、表情から伝わってきます。 少し気持ちが高ぶる場面もありましたが、お話ししながら、ご本人のペースを一緒につくって回りました。 途中でおやつのアップルパイ、帰りにはクッキーのお土産も選ばれて。

外の空気を吸うこと、人と話すこと、自分で選ぶこと。 それが積み重なって、生活のリズムや「次の楽しみ」につながっていくのだと思っています。

埼玉県さいたま市 鉄道博物館(大宮)/ご依頼:NPO法人様

芦ノ湖のほとりから富士山をながめるご利用者様とスタッフ

介護付き旅行 1泊2日

芦ノ湖から富士山を見た、1泊2日の箱根

92歳のご利用者様と、娘様ご夫婦にご依頼をいただき、1泊2日の介護旅行に同行しました。 東京駅から特急で小田原へ、そこからバスで箱根へ。 駅の移動やバスの乗り降りは、事前の下調べと当日のサポートで、ひとつずつ越えていきます。

初日のハイライトは、芦ノ湖から望む富士山でした。 景色を前にした瞬間、ぱっと表情が明るくなって。写真がお好きな方で、旅先に出るとみるみる表情が豊かになっていきます。 夕食のバイキングも、しっかり召し上がっていました。

2日目は箱根海賊船へ。デッキに出たとき、車椅子からすっと立ち上がって、ご自分の目で富士山を見つめられました。 施設では見られないご様子に、娘様も驚かれていました。

「来てよかった」「次回はもう少し距離をのばせそう」

神奈川県 箱根町(東京駅 → 小田原 → 芦ノ湖・箱根海賊船)

柴又でご両親とご一緒したときの様子 あじさいの咲く境内でのご様子

外出支援 日帰り

何十年ぶりかに、三人で同じ景色を

娘様からのご依頼で、離れて暮らすお父様とお母様を、ご一緒にお連れしました。 行き先は、柴又の寅さん記念館と帝釈天。 車椅子での参道歩き、あじさいの咲く境内、門前のお店での買い食い。

途中、思いがけないハプニングもありましたが、通りすがりの方に助けていただいて、 帰るころには笑い話に変わっていました。

介護保険では「行きたい」を叶えることはできません。 けれど「行きたい」という気持ちに、年齢も介護度も関係ないと思っています。

「来られてよかった」

東京都葛飾区 柴又帝釈天・寅さん記念館

クルーズ船の前での集合写真

グループ旅行 日帰り

デイサービスの皆さまと、東京湾クルーズへ

群馬県のデイサービス様の介護旅行に、同行スタッフとして参加しました。 行き先は、東京湾をめぐるシンフォニークルーズです。

施設でのグループ旅行には、3つの意味があると考えています。 ひとつは、リハビリテーションとしての意味。 ふたつめは、特別な体験と、思い出づくり。 みっつめは、施設そのもののブランドをつくることです。

こうした取り組みをされる施設が、全国で少しずつ増えています。 施設単独では人手が足りない場面も、外部の介護スタッフが加わることで実現できます。

東京湾「シンフォニークルーズ」/ご依頼:群馬県のデイサービス様

列車の車内でご一緒しているときの様子 秋田のきりたんぽのお店の前

介護付き旅行 2泊3日

「旅行なんて、もうできないと思ってた」——東北鉄道の旅

1年ぶりの外出でした。「やっと来られて嬉しい」というお気持ちに寄り添って、 新潟から秋田・青森・盛岡へと、広い範囲を周遊しました。

五能線のリゾートしらかみでは、車窓からの日本海やりんご畑。 車内のイベントもあって、移動している時間そのものが、文化にふれる時間になりました。 秋田ではきりたんぽ。鉄道がお好きな方の心をくすぐる旅になったと思います。

窓の外の景色を見て、笑顔になられたあの瞬間。 これがこの仕事の本質だと、私は思っています。

「旅行なんて、もうできないと思ってた」

新潟 → 秋田 → 青森 → 盛岡(五能線「リゾートしらかみ」ほか)

最上川の舟下りの船内でのご様子

介護付き旅行 帰省

故郷の山形へ。最上川の舟下り

要介護4で、パーキンソン病のある方の、故郷への帰省に同行しました。 ご友人が付き添われる旅に、介護の担当として加わった形です。

この旅のハイライトは、最上川の舟下りでした。 乗り場の方々にもご協力いただいて、安全に乗船。 舟の上では舟唄と景色を心ゆくまで楽しまれ、船頭さんの一芸には大笑いされていました。

観光地のバリアフリーの設備は、思っていたよりも整っています。 足りていないのは、設備ではなく「一緒に行く人」なのだと、この旅で強く感じました。

山形県(最上川の舟下り)/要介護4・パーキンソン病のある方

軽井沢会テニスコートの前でのご夫婦の様子 別荘の食卓を囲んでの夕食の様子

介護付き旅行 7泊8日

「あなたがいたから、来られた」——軽井沢7泊8日

ケアマネジャー様からのご連絡で、ご高齢のご夫婦の軽井沢旅行に同行しました。 行き先は、ご自身が所有されている別荘。1週間の介護付き添い旅行です。

出発前にご自宅へ伺い、歩行の状態やお手洗いの立ち上がり動作を確認しました。 保険や契約書、ご要望の聞き取りまで、入念に準備して出発しています。 それでも現地に着いてみると、想定していなかったことが出てきました。別荘には手すりがなく、夜中にもお手洗いの介助が必要でした。

日中は「思い出の地」へお出かけし、夜は別荘でレコードをかけて歌ったり。 前の年は大手の会社にご依頼されたものの、外出に制限があって思うように楽しめなかったそうです。 今回はご要望どおりにお手伝いすることができました。

「あなたに頼んで本当によかった」

この旅のあとも、画廊展への同行など、継続してご依頼をいただいています。

長野県 軽井沢町(ご自身所有の別荘に滞在)/ご紹介:ケアマネジャー様

ホテルのお部屋でご一緒したときの様子 静岡の街を見下ろすホテルのレストランでのお食事

介護付き旅行 2泊3日

声で、景色をお伝えした2泊3日

弱視で肢体不自由のある、車椅子の男性と。静岡のホテルでの2泊3日をサポートしました。 旅行介助士として、はじめての旅行同行でした。

ご自宅から介護タクシーで東京駅へ、そこから新幹線で静岡へ。 ホテルに着くと、全盲のご夫婦がすでにお待ちで、ご一緒にサポートしました。 お部屋ではお手洗いや浴室へのご案内、ビュッフェではお好みを伺いながら、メニューをお取りするお手伝いを。

いちばん難しかったのは、介助そのものではなく、はじめてお会いする方と3日間をどう過ごすか、でした。 新幹線の中で、窓の外の景色を言葉でお伝えしながら、この方はいまどんな景色を思い描いているだろう、と考えていました。

「声で景色が見えた気がした」
「外出支援をしてくれる人がいるなら、僕たちも旅行できる」

静岡県 静岡市(ご自宅 → 介護タクシー → 東京駅 → 新幹線)

ここに載せている記録は、ご本人様・ご家族様のご了承をいただいたものだけです。
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「あの場所へ行きたい」を、聞かせてください

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